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トップセラピストに聞く!特別編「Brillerブリエ-1日完結スクール- 」/ 元ナンバーワンセラピストが経営する「セラピスト育成スクール」って?

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トップセラピストに聞く!特別編「Brillerブリエ-1日完結スクール-」/ 講師:日向かおり

メンズエステ界で活躍する人気セラピストを恋愛コラムニストとしても活躍する、ライターの久留米あぽろさんがリフガイド女子部としてインタビューします。今回は特別編としてセラピスト育成スクール「Brillerブリエ」の講師をしている日向かおりさんにお話を聞きました。

元セラピストがスクール開設

メンズエステは未経験からはじめられるお仕事ですが、セラピストの中にはキャリアの長い人やエステ業界経験者も多く「マッサージスキルに自信がない」「1日の研修では覚えきれず不安」という声もよく聞きます。研修を実施している店舗は多いものの、はじめたては戸惑いが大きかったり、またはじめて少し経ってきた頃に、復習をする機会がない、ということもあるでしょう。

セラピストとしてキャリアを突き詰めていく人の中には、自主的に講習に通うセラピストも多いです。今回は施術・接客に自信のないセラピストのために「セラピスト育成スクール」を経営している元セラピスト・日向かおりさんにお話を伺いました。

今回のトップセラピスト
日向かおりさん
「Brillerブリエ-1日完結スクール-」講師

「セラピストをプロデュースするスクール」立ち上げの経緯


久留米 もともと、現場で10年働いてらっしゃったとか。現役時代はどんなセラピストでしたか?

日向 セラピスト育成スクール「ブリエ」をオープンしたのは2020年。それまで10年間、さまざまなエリアのお店を転々としながらセラピストとして働いてきました。恵比寿、池袋、中野、新宿、立川、吉祥寺……エリアでお客さんの雰囲気が変わるのが面白くて、ころころ所属を変えていました。

マッサージの勉強をはじめたのはメンズエステに入ってからですが、最初に入った店舗でナンバーワンを獲得できたんです。技術習得の努力をしっかりしていたことと、人を見た目で判断しない性格が、メンエスにフィットしていたんだと思います。お店を変えても、自分を選んでついてきてくれるお客さんも増えて、メンエスをはじめてからは自分の存在意義も感じられるようになりましたね。

久留米 現役を引退して、スクールを始めたきっかけはなんでしたか。

日向 キャリアが長くなってきて、所属しているお店で講習をお願いされることが増えた時に「自分が当たり前だと思っている接客や施術スキルが、他の子にとっては当たり前ではないこともある」と知りました。私はたまたま、最初に入ったお店がしっかり講習をしてくれるお店だったし、接客も自分に合ったやり方を見つけられたけど、そうじゃない子も多かった。だから「セラピストをプロデュースしてあげる存在」が必要なんじゃないかと、考えるようになったんです。

教えるなら、一セラピストとしてではなく、講師としてしっかりやりたかった。だからセラピストは卒業して、スクール立ち上げを決めました。

久留米 「セラピストをプロデュースする」って、具体的にどんな感じなんでしょうか。

日向 メンエスのセラピストって、入店の時に軽い講習を受けてその後はもう現場に出されちゃうけど……それだけだと、自分に合った接客はわからないですよね。マニュアルに合わせた接客をするのではなく、その子にあった接客や施術を見つけてあげる。それが、ブリエでできることです。

その子に合う「接客キャラ」を引き出すオーダーメイド講習

久留米 実際、スクールではどんなことを教えてもらえるのですか?

日向 講習で教わるようなマニュアルの技術ではなく、その子に合った施術や接客を見つけるために、まずはカウンセリングを行っています。その子のお悩みや人柄に合わせた「キャラクターを引き立てる」方法を教えていきます。約半日かけて、カウンセリング〜座学〜技術講習を行っていく感じです。

久留米 スクールに来ているのはどんなセラピストさんが多いですか?

日向 店舗さんから講習をまるっと引き受けることも多いので、経験者さんか初心者さんだと、初心者さんの方が多いですね。初心者の方には、メンズエステでの基本的なマッサージ施術から、その子の不安を解消する接客講習を行います。

経験者さんは、なにかつまづきを感じていらっしゃることが多いので、そのひっかかりを解いていきます。悩みに合わせて、接客講習が長くなる時もあれば、施術の講習が長くなる時もありますね。

久留米 講習内容は、生徒さんに合わせて変わるんですね。

日向 そのとおりです。店舗での講習はマニュアルで行われることも多いと思いますが、ブリエは自己プロデュースができない子でも、自分らしい接客方法を見つけてあげることができるスクールですから。もちろん私の方でもマニュアルな講習は行わず、その子それぞれに合ったやり方で、講習も進めていきます。

久留米 生徒さんはどんなお悩みを持っていることが多いですか?

日向 もちろん人によってさまざまですが「なにがわからないのかわからない」という感じでやってくる子も多いです。「なぜかうまくいかない」「何をすればよくなるのかわからない」、そんなふうに立ち止まってしまって、そのままメンエスが苦しくなっちゃう子も多いんです。

たとえば、店舗の講習がきちんと分かっていない子の中には「腕が疲れてしまって60分以上のマッサージがしんどい」という子もいます。それがなぜなのかわからない、自身で悩みだと気づかず来る子も多いんですよ。

久留米 なかなか相談する人もいないと「こんなもんなのかな」で片付けてしまうのかもしれませんね。

日向 そうだと思います。だからブリエは「こんな悩みがある人におすすめ!」というスクールではなく「とにかく、もっとラクに楽しく働けるようになりたい」という人におすすめのスクールだと思います。

元セラピスト、講師として伝えたいこと

久留米 生徒さんからの感想は、どんなものが多いですか?

日向 嬉しいことに「働くモチベーションが上がった」「親身になってもらえて嬉しかった」などのお声をいただくことが多いです。講習が終わっても関わり続けてくれる生徒さんも多くて、成長の姿を見届けられるのが私自身もやりがいになっていますね。

久留米 講師になってから、メンズエステへの考え方や見方で変わったところはありますか。

日向 現役時代は若いうちしかできない仕事だと思っていました。結婚したり、子どもができたら辞めないといけないと思っていた。でも今は自分も、メンエスでの経験を活かした仕事を続けているし、セラピストとして培った経験って、意外といろんなところで活きるなあと思っています。マッサージスキルを活かせば、普通のリラクゼーションエステにも就職できるし、キャリアが長くなれば私のように講師を目指すこともできます。

でも、まだそういう道があることを知らない子も多い。将来的にはこのスクールで、セラピストのキャリア形成のお手伝いまでできたらいいなと思っています。

久留米 スクールには、どんな子に来てほしいですか。

日向 「私向いてないのかな」と思いはじめた時に、まずは一度相談に来てほしいですね。あとは、はじめてのお店から他のお店に行く勇気がないという子もけっこう多くて。お店選びも自分に合う働き方に大きく関わってくるので、お店を変える勇気がない子にも来てみてほしいです。

久留米 今、メンズエステで働こうか迷っている方にひとことお願いします。

日向 メンズエステで働く子って、収入面などのシビアな理由がある子も多いと思います。でも、私はメンエスで働いてみて、収入以上に得るものがたくさんあったと思っていて。掴むお客様次第で人生が変わるし、自分のキャリアにも活かせる……思っている以上に、奥が深い仕事だと思います。気を使った接客や自己プロデュースなど、一見無駄に見えるような時間も、きっと無駄にならないはず。メンズエステで働いた子は、女性として美しくなれると思うんです。

私はメンエスで、人生の価値観が変わったと思っています。昔よりもポジティブになったし、接客を続けていく中で人としてすごく成長できたと思っています。きっと、人生で必要なたくさんのものを得られると思いますよ。

不安、疑問を感じたら…講習でお悩み解決して前向きに働こう♡

明るく、聡明な印象の日向さん。セラピスト時代は施術はもちろん、接客面を評価されることも多かったそうです。長年の接客で身についた「人を見るセンス」と「向き合う力」で、生徒さんのお悩みをじっくり一緒に解決してくれる、セラピストの顧問のような方でした。

セラピスト育成スクール「ブリエ」では、生徒さんのレベルに合わせて「初級コース」「応用コース」が用意されています。メンズエステで働くことに不安がある方、せっかくはじめるなら長く続けたい方、今の施術や接客に停滞を感じる方。一度日向さんにご相談してみてはいかがですか?

フリーライター&恋愛コラムニスト。女性に特化したインタビュー取材が得意。週刊誌や某ギャル誌の編集経験を生かした強ポテンシャルとメンタルで、今日も悩める女子を救います。男心は分からないけど、男性の幸せも願っている平和主義者。

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