日本ハグヒーリング協会のUno.先生が提唱するオリジナル施術『ハグヒーリング』からメンズエステにも活用できる基礎技術を動画で公開！ 全8回のシリーズで施術の基礎が学べる全セラピスト必見のオリジナル講座です。
最終回である第8回は『ハグ感』をお伝えします。メンズエステらしさを引き出す大事な要素である密着感を伝授します。最後のUno.先生からのメッセージ動画もご覧ください！
第8回『ハグ感』編
ハグ感とは？
Uno.先生「ハグヒーリングの名前の由来にもなっている、ハグ感とは、直接ハグすることではなく、トリートメントの中で、大きく包み込むように触れていくことで、ハグされているみたいに感じることから、ハグ感と呼んでいます。」
背中の強擦の戻り
Uno.先生「実際の動きを動画でご覧ください。まず背中を脊柱に沿って肩の方まで強擦していきます。このあとの戻りが注目です！ 通常皆さんが行う戻りは、手の平でお客様の背中または脇腹に触れて戻ってくることが多いのかなと思います。ハグヒーリングではハグ感を出すため、マットに肘をつけて腕全体でお客様を包み込みます。指先は胸やお腹まで滑り込ませて、より大きく包んでいきましょう。マットに肘をつけるのがポイントです。」
背中のオープンハート
Uno.先生「次はオープンハートでハグ感を出してみましょう。まず、オープンハートというのは、日本ハグヒーリング協会での呼び方なのですが、ハートを描くようにして進んでく手法です。起立筋の強擦、ハートの形を描いて、起立筋に戻る、を繰り返しながら少しずつ肩のほうまで進んでいきます。ではこれにハグ感をつけると、前進して、開くときに大きく。マットにつくまで。この時のポイントは、肘からマットに落とすというところです。グッと進んで両手を開くと同時に先に肘がマットに落ちます。その後、手の平をお腹や胸に深く滑り込ませます。これを繰り返していきます。」
クロージングのストローク
Uno.先生「もう一つ、うつ伏せの最後にするストロークもお見せします。同じく脊柱に沿うように起立筋を強擦していきます。肩を超えて、腕、指先のほうまで。そして手を重ねます。ここで、耳元で、仰向けになってください。とお伝えしてもいいですね！」
『ハグ感』について
Uno.先生「密着という言葉は最近のメンズエステではよく耳にします。ハグヒーリングは密着度の高い施術方法ですが、密着の為のものではありません。女性が男性の身体を大きく包み込んだり、しっかりと圧の乗ったトリートメントをするためには、手だけでなく、全身を使わないとできません。手、腕、お腹、脚、お尻が乗る時もあります。でも、それはトリートメントの為であることを前提としています。柔らかな女性の身体が触れるだけでも癒されるでしょうから、プラス、トリートメントの気持ちよさが加わると最高ですね！」
最後に全国のセラピストへメッセージ
Uno.先生「以上、８回に渡って、ハグヒーリングの８つの要素をお送りしてきました。ハグヒーリングは私が現役のメンズエステでセラピストをやるなかで、徐々にブラッシュアップされ、つくってきたものです。ですので、メンズエステに使える技術がたくさん詰まっています。
私は、マッサージ経験もなく、最初がメンズエステの勤務でした。でもそれがよかったのかな、とも思います。マッサージとはこういうものだという概念がなく、最初から自由な発想でトリートメントをしていました。それが、後々にいろんなことを学んで、技術に裏付けし、今のハグヒーリングができたのです。メンズエステは自由度が高い、とても面白いリラクゼーションのジャンルだと私は思います。トリートメント以外にも楽しい要素はもちろんたくさんありますが、大半の時間を占める、トリートメントが楽しくなれば、もっともっとメンズエステで働くことが楽しくなると思います。
リフガイドと日本ハグヒーリング協会は、頑張るセラピストが楽しくお仕事できるよう、今後もサポート、応援していきたいと思いますので、よろしくお願いします！
それでは、また！」
第1回『触れ方』編はこちら
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