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トップセラピストに聞く!『サロンMOMO』桃瀬/リピーター率80%のコツは「集中力」⁉接客の基本を考える

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トップセラピストに聞く!『サロンMOMO』桃瀬

メンズエステ界で活躍する人気セラピストを恋愛コラムニストとしても活躍する、ライターの久留米あぽろさんがリフガイド女子部としてインタビューします。オリジナリティーのある発信で注目を集めるフリーセラピストの桃瀬さんに成功するためのコツをお話していただきました。

自分らしさって、どうやって?

現在大きくなりつつあるメンエス業界ですが、だからこそセラピスト志望の女性も増え、競合が多くなっています。

そんな世界で生き残っていくためには、他のセラピストとの差別化がとても重要。

施術力?接客?自分らしさって、どうやって出せるんだろう。

その答えにわずか年半でたどり着き、現在フリーセラピストとして成功している女性がいます。

新規からのリピーター率は、なんと驚異の80%。「サロンMOMO」桃瀬さんが大切にしている差別化の考え方と、リピーターに繋がる接客のコツとは。

今回のトップセラピスト
桃瀬さん
「サロンMOMO」オーナーセラピスト

業界経験半年で独立→成功、コツは「差別化」

久留米 桃瀬さんはわずかメンエス歴半年で独立して「サロンMOMO」を立ち上げられたそうですね。もともとエステ業界で働いたことがあったのでしょうか?

桃瀬 この世界に入る前、2年ほど整体師として働いておりました。そしてこの業界に来る時、長く続けるなら、まず独立したいという強い気持ちがありました。整体師として働いている時も就労環境に悩むことはあったので、自身の環境の中では誰かに雇われるよりも、自由に働く方が過ごしやすいだろうと思っていたんです。

久留米 実際、どのように独立されたのでしょうか。

桃瀬 最初に入った店舗で半年ほど勤務し、まずはメンエスのことをいろいろ勉強しました。ただ、入ったお店の講習が半日くらいしかなかったこと、お店でマニュアルとして渡された施術の流れなどに多少疑問を感じる自分もいました。まずはSNSで発信されている有名なセラピストさんたちの講習を受けに行き、上手な人がどんな風に施術をしているかを学んで、自身の施術に取り入れました。

数ヶ月で、自分らしい施術やアイデンティティのある発信の形を考えることはできたので、まずはレンタルサロンでの独立を、と「サロンMOMO」での活動をはじめました。

久留米 なるほど。まずすごいのは、半年足らずで独立してやっていけるほどの、アイデンティティのある施術や発信にたどり着いたことですよね。

桃瀬 店舗でマニュアル通りの施術をするということは、他の子と変わらないことをすることになってしまうと思ったので、まずは自分にしかできない施術を極めたいと思いましたね。福祉や整体で学んできた対人関係の中で、人と人をつなぐ一番大切なものは、その人自身の人間性だとも考えていたので、発信は文章を中心に、なるべく自分の人柄が伝わるような投稿を意識していました。

久留米 トップセラピストたちは、他のセラピストとの差別化を意識している人も多いようですね。特に独立や店舗立ち上げを考えるなら、他店舗との差別化は新規獲得にもリピーター獲得にも大きく作用しそうですね。

桃瀬 お客様の気持ちに立ってみると、やっぱり「特にこの子」と思う人にリピートしたいはずですよね。メンエスのお客様は癒やしと非日常を求めてきている方も多いので「お客様の予想がつかないような施術」というのも、常に意識しています。毎回同じ施術でマンネリしないよう、新しい流れやスキルを常に更新していくことも大切だと思います。

久留米 独立するにあたって、特に気をつけたことなどありますか?

桃瀬 施術のネーミングなど、この施術=桃瀬、と覚えてもらえるようなものにしようと思い、誰も使っていないかどうかを先に下調べしたりはしましたね。あとは施術に自信があるからこそ、まずは多くの人に認知してもらおうと、独立当時は拡散を目的としたキャンペーンもたくさん打ちました。

技術より大切な「施術中の集中力」

久留米 フリーセラピストは広告宣伝や認知も、全て自分で行わないといけないですもんね。それで実際に今のフォロワー数を獲得されて、リピーターさんもあとを絶たない、と。

桃瀬 おかげさまで、独立してからはご新規様の80%の方がリピーターさんになってくれています。

久留米 新規獲得には宣伝や発信のテクニックが重要かもしれませんが、リピーター獲得には施術やサービス内容も重要ですよね。

桃瀬 私は恋人施術というものを自分の施術として行っているのですが、ざっくり言うと「私でしか体験できない施術」を意識しています。私はお客様との距離感を大切にしているので、心と心の繋がりを感じられるような距離感やしぐさを、お客様に伝えやすい手法で伝えられるように意識しています。

手を握ること、見つめること、密着すること……みんなやっている基本的なことかもしれませんが、私は意識が大切だと考えています。私はお客様がたとえ目をつむっていても、施術中は絶対にお客様と目線をはずしません。そうすることで、自分自身が施術に集中できるんです。

久留米 表現方法と、自分自身が施術に集中することが、桃瀬さんの施術のコツなんですね。

桃瀬 思いがあっても、伝わる方法を選ばないと相手に伝わらないこともあると思っています。私は、ベースの技術力よりも心の寄り添いを伝えることの方が大切なのではないかと思っています。どんなすごい技を繰り広げていても、別のこと考えていたら、それってなんとなく伝わると思うんですよね。自分が集中力散漫になると、お客様にもそれを感じ取らせてしまうから。施術で難しいのは集中力を保つことだし、お客様や施術に自身が没入するために、お客様を見つめることを意識しています。

久留米 接客のプロ、という感じがしますね。接客の良し悪しってなかなか言語化が難しいけど、そういうことを意識できる人とできない人で、ユーザーが感じる満足度が変わるんだと思います。

桃瀬 体力が持たないと集中力も切れるし、体力はあっても頭の体力がなくなることもあるので、本当に難しいんですけどね。私はお客様を知ろうとすることや、自分の呼吸のテンポを意識したりしています。あと、接客中はリピートのことは考えないようにしています。こうしたらリピートしてくれるかな、なんて打算的にならなくても、結果はついてくるもの。まずはその場に一緒にいてくれるお客様のことを満足させてあげることが、私にとっての最重要事項ですね。

広い視野を持つことで業界の垣根超える「接客のプロ」に

久留米 お客様とのやり取りで、集中が削がれるということはないですか?

桃瀬 私のお客様は、ちょっかいをかけてくる人が本当に少ないんです。自分の世界に引き入れられれば、そういうことになりづらいんじゃないかと思います。それに、SNSでの発信の仕方もフィルタリングになっているんじゃないかな。店舗にいる時はたまにミスマッチすることがあったけど、今は「自分が来てほしいと思うお客様」に向けて発信することで、いい出会いを続けられていますね。

久留米 ちなみに、施術のアップデートはどのように行っていますか?

桃瀬 私の場合は、今となっては習いにいくよりも自分で考えるようにしていますね。メンズエステの動画を見ることもありますが、実はプロレス動画や、性の48手なども参考にしています。自分の想像を超える体勢を知ることができるので、パフォーマンス性の高い施術を考える時の参考になります。

久留米 とにかく視野が広いですね。人気があるのも納得、と言わざるを得ません。

桃瀬 メンエスは身体のすべてを使えるので、他の整体にはない面白さがあると思っています。でも今はセラピストの供給過多も感じているので、私自身いつでもシフトチェンジができるような体勢を整えるために、常に広い視野を持っていきたいとは考えています。

久留米 メンエスの枠にとらわれず、長く付き合えるお客様とお付き合いしていくコツってなんだと思いますか?

桃瀬 どの店舗に行っても人気が獲得できるセラピストのなり方って、あると思っています。技術、おもてなし力も大切だけど、私はダイレクトにお客様と連絡を取る手段があるかどうかも重要だと思っています。幸い今はSNS集客ができるので、待ちの姿勢でなく、自主的に連絡しても嫌がられないような信頼関係を、お客様と作ることが重要なんじゃないかな。接客業の基本は、お客様に自分のことを常に思い出してもらえること。施術時間以外も交流して、特別感のあるやり取りができるようになるといいと思います。

接客の満足度は、人間性に出る

今回桃瀬さんからお伺いしたお話は、メンエスだけでなくあらゆる接客のタイミングで役に立つことばかりでした。新規ユーザー獲得のために、競合との差別化を意識して認知してもらうこと。そしてリピートに繋げるために、自分にしかできない接客を模索すること。

ここまで意識ができるセラピストになれば、どの業界に行っても話す人に信頼感を与えられる、最強のコミュニケーション力が身につくでしょう。コミュニケーションは、あらゆる仕事の基盤でもあります。すぐに身につけることは難しいかもしれませんが、桃瀬さんも言っていたように、まずは意識を持つことが大切。接客に集中できる人間力の高さを磨いていきましょう。

 

フリーライター&恋愛コラムニスト。女性に特化したインタビュー取材が得意。週刊誌や某ギャル誌の編集経験を生かした強ポテンシャルとメンタルで、今日も悩める女子を救います。男心は分からないけど、男性の幸せも願っている平和主義者。

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